腱鞘炎とは?腕に現れる症状・原因と治療法について
2025年04月22日

はじめに
腱鞘炎は、腕に痛みを感じる多くの人々に共通する問題ですが、どんな症状が現れるのか、どのように治療すれば良いのかは意外に知られていません。今回は、腱鞘炎の症状、原因、治療法を徹底的に解説し、腕の痛みを和らげるための方法をご紹介します。整骨院での治療についても触れ、医療従事者として実践的な知識をお届けします。
腱鞘炎とは?
腱鞘炎は、腱を包む腱鞘(けんしょう)が炎症を起こし、痛みや腫れが現れる病状です。特に腕に多く見られるため、「腕の腱鞘炎」とも言われます。この病気は動作に必要な腱の周囲に負担がかかり、繰り返し負担をかけることで発症します。
腱鞘炎の症状
腱鞘炎が発生した場合、次のような症状が見られます:
- 腕や手首の痛み、腫れ
- 動かす際に引っかかる感じがする
- 特定の動きで強い痛みを感じる
- 腱が硬く感じることがある
腱鞘炎の原因
腱鞘炎の主な原因には以下の要素があります:
- 過度の使用:同じ動作を繰り返すことで腱に負担がかかります。特にパソコンの使用やスマートフォン操作などが多い現代社会ではよく見られます。
- 加齢:年齢とともに腱が弱くなり、炎症を引き起こしやすくなります。
- 不適切な姿勢や動作:肩や腕の姿勢が悪いと、腱に不必要な負担がかかりやすくなります。
腱鞘炎を引き起こす仕事や活動
- 手を使う仕事(例:美容師、調理師など)
- 長時間のコンピュータ作業やスマートフォン操作
- スポーツや重い物を持ち上げる動作
腱鞘炎の治療法
腱鞘炎の治療法は、症状の軽さや重さに応じて異なります。最初に行うべき対処法は以下の通りです:
1. 休息とアイシング
腱鞘炎が発症した場合、まずは痛みがひどくならないように患部を休ませることが重要です。冷却することで腱の炎症を抑える効果が期待できます。
2. 整骨院に行く
整骨院や整形外科で専門家に診てもらうことで、適切な治療を受けることが可能です。診断が下されれば、治療計画が立てられます
3. ストレッチや運動療法
腱の柔軟性を取り戻すために、ストレッチや軽い運動を行うことが推奨されます。
腱鞘炎の予防法
腱鞘炎を予防するためには、以下のような対策を行うことが有効です:
1. 正しい姿勢を保つ
パソコン作業や手作業を行う際は、姿勢を意識しましょう。肩や手首に負担がかからないように作業を行うことが大切です。
2. 休憩をとる
同じ動作を長時間続けないように、適度に休憩を取りましょう。手を使う仕事をしている場合は、1時間に1度は休憩を取るように心掛けましょう。
3. ストレッチを行う
定期的にストレッチを行い、腕や手首の筋肉を柔軟に保ちましょう。これにより、過剰な負担がかかるのを防ぐことができます。
まとめ
腱鞘炎は、現代人にとって非常に身近な症状ですが、適切な治療と予防策を講じることで、快適に過ごすことが可能です。もしも腕に痛みや不調を感じた場合は、早期に専門家に相談し、適切な対応を取ることが大切です。整骨院などでの治療を受けることで、日常生活に支障をきたさないようにサポートを受けましょう。

執筆者:板橋区ソリーゾ整骨院・整体院 代表 駒沢将太
板橋区ソリーゾ整骨院・整体院です!
板橋区ソリーゾ整骨院・整体院では、まず痛みの原因を特定するために様々な検査を行います。そして、痛みを取るだけでなく、根本的な施術を行い、痛みの出にくい身体を作ります。
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板橋区ソリーゾ整骨院・整体院
代表 駒沢将太
業界歴:15年
保有国家資格:柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html)