テニス肘

このようなお悩みはありませんか?
  1. タオルや雑巾を絞る動作で肘が痛い
  2. ドアノブを回すと痛い
  3. 蓋を開けようとする動作で痛い
  4. 鍋を振る動作で痛い
  5. テニスをすると痛みが出る

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

テニス肘の正式名称が上腕骨外側上顆炎といい肘の外側に痛みが出ます。テニス肘の由来はラケットでボールを打つ動作を繰り返すテニス愛好家に多い症状から付けられたと言われています。テニスを行う方はもちろんですが日常生活で手首や腕を酷使してしまうデスクワークや家事、育児を行うかたも起こりやすいと言われています。30代~50代に多く発症し年齢とともに肘周りの筋肉低下や靭帯の柔軟性の低下によって幅広い年齢層で起こりやすい症状です。

原因

痛みが出る原因もいくつかありますが1つは繰り返しの動きによる筋肉負担、2つ目は加齢に伴う筋力低下、靭帯の柔軟性低下が原因となります。

外側上顆に付着している筋肉である長・短橈側手根伸筋総指伸筋のこの3つの筋肉は手首を伸ばす働きあるので繰り返し手首を動かすことによって負担がかかり炎症が起こります。テニスなどのラケットを振るという繰り返しの動作やバックハンドやサーブなどの打つ時の衝撃などのストレスが肘周辺の筋肉や靭帯に負担がかかり痛みが出ます。

テニス肘はテニス行わない人でもなる症状で若いうちに発症することは少なく、30~50代以降になると発症することが多くなります。年齢が上がるにつれて少しずつ腕の筋力が低下することや、靭帯の強度や柔軟性が低下することが原因となっています。女性は筋力が弱いことかや、家事、育児、などで腕を使う動作が多いことから特に中高年の主婦の方に発症が多くみられます。また腕を酷使する職業の方、大工、重たい物を持ち上げる運送業のかたも手首、腕の使いすぎが原因で発症するケースもあります。

症状

テニス肘はじっとしているときは痛みは少なく、「手首を反らせる」「何かの蓋を開ける」「タオルを絞る」「物をつかんで持ち上げる」などの手首を動かす動作で肘の外側に痛みが出るのが特徴です。テニス肘は一度発症すると中々治りにくいこともあり症状が進行してしまう安静にしていても肘に痛みが出てしまいます。

テニス肘の予防

テニス肘の予防には手を使いすぎない事が一番ですがセルフケアや姿勢を整えることも大切になっていきます。

その中で大切な予防法をいくつかご紹介します。

➀肩や腕のストレッチ

ストレッチは予防だけではなく痛みの緩和にも効果があります。肩や腕のストレッチを行う事によって硬くなった筋肉が緩みテニス肘の予防になります。

②筋力トレーニング

年齢が上がるにつれて筋力は落ちてしまうので筋力トレーニングを行う事によって手首や肘にかかる負担を軽くすることができます。しかし肘に痛みがある場合は症状が悪化してしまう場合がありますのでその場合はトレーニングをやめて安静にすることをおすすめします。

③姿勢を整える

悪い姿勢で生活やスポーツをしていると肩や腕に負担がかかりテニス肘の発症を早めてしまいます。日頃からいい姿勢を意識して生活して頂くことをおすすめします。

テニス肘の施術

  • ハイボルト治療

    ハイボルトは炎症を抑えてくれる特殊な電気になりますので痛みが出ている部位に電気を流すことによってテニス肘の症状を抑えることができます。

  • 姿勢矯正

    当院は痛みを抑える治療以外に根本的な治療を行っている為痛みが出る原因となる姿勢をしっかり整えていきます。姿勢が悪い状態でお仕事や、スポーツを行っていると負担をかけなくていいところに負担をかけてしまい痛みが出てきてしまう為、姿勢を整え負担のかからないお身体にしていきます。

  • セルフケア指導

    テニス肘は一度症状が出てしまうと中々治りづらい為お家でできるセルフケアをしていただくとされに治りも良くなっていきますのでしっかりお伝えしていきます。