腱鞘炎 手術の検討

2025年05月20日

こんにちは!ソリーゾ整骨院・整体院の駒沢です。
「腱鞘炎 手術」と検索されたあなたは、手首や指の痛みがなかなか治らず、手術を検討しはじめたのではないでしょうか?日常生活や仕事に支障が出るほどの腱鞘炎は、本当に辛いものです。

この記事では、腱鞘炎における手術の必要性・方法・メリット・デメリットを整骨院の視点からわかりやすく解説します。また、手術以外の改善方法についてもご紹介します。

この記事を読むことで、腱鞘炎の症状や進行状況に応じた対処法を理解し、最適な治療の選択ができるようになります。

腱鞘炎が長引いて悩んでいる方、整形外科と整骨院のどちらに行けばいいのか迷っている方、そしてご家族が腱鞘炎に苦しんでいるという方は、ぜひ最後まで読んでみてください!


腱鞘炎 手術が必要になるケース
腱鞘炎は初期であれば、保存療法(湿布や装具、安静)で改善が期待できます。しかし、以下のような場合には手術の検討が必要になります。

  • 指を動かすと「カクッ」と音がして引っかかる(ばね指)
  • 安静にしても痛みが引かない
  • ステロイド注射でも改善しない
  • 症状が慢性化して日常生活に支障がある

特に「ドケルバン病(母指腱鞘炎)」や「ばね指」は、腱が通る腱鞘というトンネルが狭くなることで腱の動きが制限され、痛みやひっかかりが起こります。整形外科では、炎症が続き組織の変形が見られるようになると、手術による腱鞘の切開が選択されます。

腱鞘炎 手術の方法と手順
腱鞘炎の手術は日帰りで行えるケースが多く、局所麻酔下で20分程度で終了します。

  • 手術では、狭くなった腱鞘の一部を切開し、腱の動きをスムーズにします。
  • 切開範囲は1~2cmほどで、縫合も数針程度で済む場合が多いです。
  • 術後は1週間ほど包帯やギプスで固定され、抜糸後に徐々にリハビリを始めます。

腱鞘炎 手術のメリット
腱鞘炎の手術には明確なメリットがあります。

  • 長引く痛みの原因を根本から解消できる:腱鞘そのものを広げるため、腱の動きがスムーズになります。
  • 再発率が低い:手術後は再発のリスクが少なく、ばね指やドケルバン病の再発率は10%未満とされています。
  • 日常生活の質が大きく改善する:育児・家事・仕事など、指や手首を使う作業がスムーズになります。
  • 手術時間や入院が短く、身体への負担が少ない:ほとんどの場合、外来での処置のみで対応可能です。

長期的に見れば、繰り返す保存療法よりも効率的な治療といえる場合もあります。

腱鞘炎 手術のデメリットと注意点
一方で、手術にはデメリットも存在します。

  • 術後に痛みや腫れがしばらく残る:特に手術直後は安静と適切なケアが必要です。
  • 傷跡が残る可能性がある:体質によっては肥厚性瘢痕(傷跡が盛り上がる)になることもあります。
  • 神経損傷のリスク:ごく稀ではありますが、腱鞘周囲の神経を傷つけてしまうケースも報告されています。
  • 完全に痛みが消えないこともある:組織の状態によっては、痛みが残る場合があります。

腱鞘炎手術は安全性の高い手術ですが、100%の効果を保証するものではないことも理解しておく必要があります。

腱鞘炎 手術以外の改善方法
整骨院・接骨院では、腱鞘炎に対する保存的なアプローチを提供しています。

  • 筋膜リリースや電気療法で炎症を緩和
  • 超音波施術で深部の血流促進
  • 手首・肘・肩の可動域を改善する手技療法
  • テーピングやサポーターの適切な指導
  • 日常動作の癖や使い方の改善アドバイス

特に当院では、腱鞘炎を引き起こしやすい姿勢や肘・肩・首の使い方のクセまでトータルに見直します。実際に「手術と言われていたけど、ここに通ったら改善した!」という声も多数いただいております。

腱鞘炎 手術を避けたい人はどうするべきか?
手術に不安がある方は、まず信頼できる整形外科と整骨院の両方に相談することが大切です。

  • 医師による画像検査や診断で、状態を正確に把握
  • 整骨院での可動域チェックや筋緊張の評価
  • 保存療法が効果的か、手術の必要性があるかの判断材料に

当院では、整形外科との連携や、他の医療機関への紹介も可能です。「手術しかない」と言われる前に、まず一度、身体の状態を整えてみることをおすすめします。

まとめ
腱鞘炎 手術は、保存療法で改善しない重度の腱鞘炎に対して有効な選択肢です。特に、ばね指やドケルバン病においては、早期の手術で生活の質が大きく改善されることもあります。しかしながら、術後の痛みや傷跡、稀に神経障害などのデメリットもあるため、慎重な判断が求められます。

手術に進む前に、整骨院での保存的な施術を受けることで改善するケースも多くあります。腱鞘炎の進行具合や原因は人によって異なりますので、まずは専門家に相談して、自分に合った方法を選択してください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、板橋、蓮根、本蓮沼、下赤塚、中板橋のソリーゾ整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。

執筆者:板橋区ソリーゾ整骨院・整体院 代表 駒沢将太

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院です!

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院では、まず痛みの原因を特定するために様々な検査を行います。そして、痛みを取るだけでなく、根本的な施術を行い、痛みの出にくい身体を作ります。
質の高い技術とホスピタリティで人々に笑顔と健康を提供し、板橋区の地域の方々の健康増進に貢献していきます!!

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院
代表 駒沢将太

業界歴:15年

保有国家資格:柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

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