寝違いについて

2025年11月10日

こんにちは!ソリーゾ整骨院・整体院の駒沢です。
「朝起きたら首や肩が痛くて動かせない」「寝違い 痛み で仕事にも支障が…」という悩みは、多くの方が検索窓に「寝違い 痛み」と入力していらっしゃいます。この記事では、寝違いについて、原因・症状・対策・予防まで、整骨院で実際に寝違いを得意にしている柔道整復師の立場から網羅的に解説します。この記事をお読みいただくことで、寝違いによる痛みがなぜ起こるのか、どのように対処すれば良いのか、そして再発を防ぐにはどうすれば良いのかが分かります。寝違いでお悩みの方、ご家族の中に同じ症状の方がいらっしゃる方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

寝違いが起こる原因としくみ

寝違いの原因を理解するためには、首・肩まわりの筋肉や関節の状態から見ていく必要があります。

睡眠中の不自然な姿勢と寝具の影響


睡眠中に長時間同じ姿勢となると、首まわりの筋肉に血流が滞り、筋肉が硬くなることがあります。 特に、枕の高さが合っていなかったり、マットレスが沈みすぎていたりすると、寝返りが打ちにくくなり、寝違いのリスクが高まります。 私が整骨院で見てきた実例では、普段から低めの枕を使っている方が、旅行先の高めの枕で一晩眠った翌朝に首が動かせなくなった、というケースもありました。

筋肉疲労・長時間の同一姿勢・血行不良


日中にパソコン作業やスマートフォン操作などで長時間首・肩を同じ姿勢で使っていると、首まわりの筋肉に負担がかかり続け、寝ているときにその“疲労”が寝違いとして現れることがあります。 また、深酒や疲れすぎて寝返りが少なくなると、筋肉が硬直しやすくなり、朝起きた時に寝違いを発症するケースも多くあります。

関節包や靭帯の炎症・他の疾患との見分け


寝違いは、医学的には正式な病名ではなく、首まわりの筋肉・靭帯・関節包への急性の負担による炎症状態を指すことが多いです。 ただし、手足のしびれがある、痛みが長引く、骨・神経系に明らかな異常がある場合は、 頚椎椎間板ヘルニア や 頚椎症性神経根症・ 頚椎症性脊髄症 といった別の病気の可能性もあります。 整骨院に来院される際には、こうした“寝違い”と“違う首の病気”の境界をきちんと確認しています。

寝違いの症状・整骨院での見立て

整骨院において、寝違いで来院される方が訴える典型的な症状と、注意すべきポイントを整理します。

典型的な症状:首・肩の痛み、可動域制限


寝違いでは、朝起きた時に「首を動かすとズキッと痛い」「後ろを振り返れない」「首を横に倒せない」といった症状が出ることが多いです。 また、痛みが一側(例えば右側)に出ることもあり、首から肩甲骨~背中にかけて不快感が及ぶ場合もあります。私の臨床経験では“起床時に痛みを自覚する”という点が、寝違いの大きな手がかりになります。

注意すべき状態:しびれ・長引く痛み・異常感


寝違いと同時に腕や手のしびれ・重だるさがある場合、単なる寝違いではなく神経の障害が起きている可能性があります。 また、通常なら数日~一週間以内に改善傾向が見られる寝違いですが、1~2週間経っても痛みが続く・悪化している場合は、整骨院・整形外科など専門機関での検査をお勧めします。 当院でも、寝違いで来院された方に「しびれや手の感覚異常はありませんか?」と伺い、必要に応じて整形外科受診を案内するケースがあります。

寝違いの対処法:整骨院でできることと自宅ケア

寝違いが出たときに、整骨院での施術とご家庭でできるセルフケアの両面から対処方法を解説します。

整骨院での施術メリットとデメリット


メリット:

  1. 整骨院において、寝違いに対して「ハイボルト療法」「特殊電気療法」「筋膜リリース」などを用いて、炎症軽減と筋肉・筋膜の緊張緩和を早期にサポートできます。
  2. 整骨院では、寝違いの原因となる日常動作・姿勢・寝具のチェックを行い、根本改善につながる施術計画を立てることができます。
  3. 対応が早ければ、痛みの長期化を防ぎ、早く日常生活に復帰できる可能性が高まります。私自身、寝違いで来院された方で施術1回目から「肩が軽く動かせるようになった」と実感された例があります。
  4. 個別の症状・体質・姿勢を柔道整復師の観点から評価できるため、一般的なストレッチや市販薬では対応しづらい“寝違い+姿勢不良”という複合的なケースにも対応できます。

デメリット

  1. 整骨院の施術には一定のコストと時間がかかります。寝違いが軽度であっても「少し様子を見よう」と考えてしまい、結果的に痛みが長引いてしまうケースがあります。
  2. 寝違いの原因が自宅の寝具や姿勢にある場合、そのまま改善せずに施術のみを繰り返すと再発リスクが高まります。整骨院だけに頼るのではなく、自宅環境の見直しが不可欠です。
  3. 極端に症状が強い・神経症状(しびれなど)がある場合は、整骨院の範疇を超え、整形外科での検査・診断が必要となることがあります。
  4. 自宅でのケアが不足すると、整骨院での施術効果が十分に発揮されないことがあります。例えば寝違い後に無理をしてしまい再発に至ったケースを何度か経験しています。

自宅でできる寝違い対処とセルフケア


寝違いが起きた直後の自宅ケアとしては、まず「安静」が最優先です。痛みが強く首を動かすこと自体が辛い場合、無理にストレッチやマッサージをせず、まず安静にして患部を休ませましょう。
受傷直後(発症1〜2日目)は、首まわりが炎症状態にある可能性が高いので、「アイシング(冷やす)」が有効です。冷却15分ほどを目安に、首の後ろ側を冷やしてあげましょう。
痛みが少し落ち着いてきたら、「温める」ことで血流を促進し、筋肉の緊張を和らげます。お風呂にゆっくり浸かったり、ホットタオルや湯たんぽを使ったりするのが効果的です。 その後、首・肩甲骨まわりのゆっくりしたストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を回復させ、寝違い 痛みからの早期改善が期待できます。ただし、痛みが強い段階での無理なストレッチには注意が必要です。

寝違いを予防するための生活習慣と寝具の見直し

寝違いを一度で終わらせるだけでなく、再発を防ぐためには日々の習慣と寝具環境の改善がカギとなります。

日常習慣の改善ポイント


首や肩の筋肉を過度に緊張させないために、デスクワーク時には定期的に休憩を入れて肩を回す・首をゆっくり動かすなどの体操を行いましょう。筋肉に長時間同じ負担がかかると、寝ている間に寝違いを生じるリスクが高まります。また、睡眠前にスマホやタブレットを長時間使うことや、深酒・極端な疲労をためて寝ることは、寝返りが少なくなる→寝違い 痛みにつながる可能性があるため、控えることをお勧めします。良い姿勢を保つことも重要で、特に座る姿勢や立つ姿勢が崩れていると、首に常に負担がかかり、寝違いの“土台”を作ってしまいます。整骨院では姿勢矯正を行うことで根本改善を図っています。

寝具・寝方の見直し


枕の高さが合わないと、寝ている間に首が過度に反ったり横に曲がったりして、寝違いの原因になりやすいです。 枕だけでなく、マットレスや寝姿勢も重要で、寝返りが打ちやすく、首・背骨が自然なカーブで支えられる寝具環境が望ましいです。 また、うつ伏せ寝は首がねじれた状態で長時間維持されやすいため、寝違いを引き起こしやすく、横向き寝も左右同じ時間を保つよう意識するのが良いでしょう。整骨院で患者様にお伝えしているポイントです。

まとめ

寝違いは、睡眠中の不自然な姿勢・筋肉の緊張・血行不良・寝具環境などが重なって発症します。朝起きて首が痛い・動かせないという状況になったら、まずは安静と適切な冷却・温め・ストレッチを行い、整骨院での施術を受けることで早期回復が期待できます。また、日常習慣の見直し(姿勢・休憩・スマホ使用・疲労蓄積の軽減)と寝具環境の調整(枕の高さ・マットレス・寝方)を整えることで、寝違い 痛みの再発を防止できます。寝違い 痛みでお悩みの方、ぜひ日々のケアを大切にしてください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、板橋、蓮根、本蓮沼、下赤塚、中板橋のソリーゾ整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。

執筆者:板橋区ソリーゾ整骨院・整体院 代表 駒沢将太 板橋区ソリーゾ整骨院・整体院です! 板橋区ソリーゾ整骨院・整体院では、まず痛みの原因を特定するために様々な検査を行います。そして、痛みを取るだけでなく、根本的な施術を行い、痛みの出にくい身体を作ります。 質の高い技術とホスピタリティで人々に笑顔と健康を提供し、板橋区の地域の方々の健康増進に貢献していきます!!

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院 代表 駒沢将太 業界歴:15年 保有国家資格:柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

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