急な膝の痛み
2025年07月24日

こんにちは!ソリーゾ整骨院・整体院の駒沢です。
「膝痛い 急に」と検索された方は、特に思い当たる原因がないのに膝が突然痛くなって不安になっているのではないでしょうか?急な膝の痛みは、日常生活に大きな支障をきたし、放置してしまうと悪化するケースもあります。
この記事では、急に膝が痛くなる主な原因や対処法、病院や整骨院に行くべきタイミングなどを、柔道整復師としての専門的な知見から解説します。また、整骨院での施術内容や、再発を防ぐためのセルフケアについても詳しく紹介していきます。
この記事を読むことで、「急に膝が痛くなったときにどう対処すべきか」「何科に行くべきか」「整骨院で何ができるのか」が明確にわかります。
ご本人はもちろん、ご家族で「急に膝が痛くなった」という方がいる場合は、ぜひ最後まで読んでみてください!
急に膝が痛くなる原因とは?
<br> 膝の痛みは、加齢や慢性的な運動不足によって徐々に現れることもありますが、「急に膝が痛い」という場合、いくつかの特有の原因が考えられます。
①半月板損傷や靱帯損傷による膝の急な痛み
急な膝の痛みの原因の一つとして、半月板損傷や前十字靱帯・内側側副靱帯などの損傷が考えられます。ジャンプや急停止、方向転換を伴うスポーツ中に起こりやすいです。特にスポーツ経験のある中高年層に多く、「特に激しく動いたわけではないのに膝が急に痛くなった」と来院される方も多いです。
半月板が傷つくと膝の曲げ伸ばしがしづらくなり、「ロッキング」と呼ばれる引っかかる感覚が出ることもあります。靱帯損傷では膝に不安定感があり、歩行が難しくなることもあります。
②関節水腫(関節に水がたまる)による膝の痛み
膝関節の中に炎症が起きると、「関節水腫」と呼ばれる水が溜まる現象が起こり、急に膝が腫れたり痛くなったりします。中高年に多く、膝を曲げたときに違和感がある、膝のお皿周辺が腫れて熱を持つなどの症状が出ます。立ち仕事や階段の昇降が多い人は要注意です。
私の患者様でも、「昨日まで普通に歩いていたのに、朝起きたら膝がパンパンに腫れて痛い」と来院され、関節水腫だったケースが複数ありました。
③筋肉や腱の炎症(腸脛靭帯炎・鵞足炎)による膝痛
運動習慣のある方や、急にウォーキングやランニングを始めた方に多いのが腸脛靭帯炎(ランナー膝)や鵞足炎(がそくえん)です。これらは、膝の外側や内側にピリッとした痛みが出るのが特徴です。
正しいフォームで運動をしていなかったり、クッション性の低い靴を履いていたりすると、膝の周囲に負担がかかり炎症を起こします。長時間の歩行後や下り坂を歩いたあとに痛みが出ることが多く、無理をすると悪化します。
膝が急に痛くなったときの対処法
膝の痛みが急に出たとき、焦って無理に動かしたり湿布だけで様子を見たりするのは危険です。
・応急処置の基本:RICE処置で悪化を防ぐ
まず大切なのは、RICE処置(Rest=安静、Ice=冷却、Compression=圧迫、Elevation=挙上)です。 痛みが出た直後に膝を冷やし、腫れがひどくならないようにすることで、炎症の広がりを抑えることができます。
例えば、夜中に急に膝が痛み出したときは、冷却パックや保冷剤をタオルで包み、15分ほど冷やすようにしてください。
・自己判断で動かさない、無理をしない
痛みがあるからといってストレッチやマッサージをしてしまうと、かえって症状を悪化させる場合があります。特に半月板や靱帯損傷の場合、無理に動かすことで二次的な損傷につながります。
痛みが引かない、腫れが続く、熱感がある場合は、なるべく早めに医療機関を受診してください。
「膝痛い 急に」で整骨院に相談するメリット
整形外科と整骨院、それぞれに役割がありますが、「急な膝の痛み」において整骨院が対応できるケースは多くあります。
整骨院では、レントゲンに写らない筋肉や靱帯、関節のズレや緊張に注目し、手技療法や電気療法でアプローチします。特に急な膝の痛みでは、骨の異常ではなく、筋肉の緊張やバランスの乱れが原因であることも少なくありません。
私の院では、問診・触診・動作確認を丁寧に行い、痛みの原因をしっかり把握した上で、一人ひとりに合った施術計画を立てます。実際、「病院では異常なしと言われたけど、整骨院で原因が分かって良くなった」という患者様も多くいらっしゃいます。 整骨院では、施術だけでなく再発予防のためのセルフストレッチや運動指導、生活習慣の見直しも行います。
特に40代以上では、膝関節を支える筋力の低下が痛みの原因になっていることが多いため、自宅でできる簡単な筋トレや、膝に負担をかけない動き方の指導も重要です。
膝の痛みが続く場合、何科に行けばいい?
急な膝の痛みで迷うのが、「整形外科に行くべきか?整骨院でも大丈夫か?」という点です。
以下のような場合は、まず整形外科の受診をおすすめします
・ 事故や転倒で膝をひねった
・ 腫れがひどく、熱を持っている
・ 歩行が困難なレベルの激痛
一方で、次のような場合は整骨院でも十分対応可能です:
- 特にぶつけた記憶がないのに膝が痛い
- レントゲンでは異常なしだが痛みがある
- 筋肉の硬さやバランスの崩れが原因と思われる
整骨院では、必要に応じて整形外科との連携を取ることも可能ですので、まず相談してみるのも一つの手です。
まとめ
「膝痛い 急に」と検索される方の多くは、突然の痛みに戸惑い、不安を抱えていらっしゃると思います。
急な膝の痛みには、半月板や靱帯損傷、関節水腫、筋肉や腱の炎症など、さまざまな原因があります。初期対応としては、RICE処置で悪化を防ぎ、無理に動かさず早めに専門家に相談することが重要です。
整骨院では、原因に基づいた施術と再発防止のケアが可能ですので、「原因がわからない」「病院では異常なしと言われた」場合でも、一度相談してみてください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、板橋、蓮根、本蓮沼、下赤塚、中板橋のソリーゾ整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。

執筆者:板橋区ソリーゾ整骨院・整体院 代表 駒沢将太
板橋区ソリーゾ整骨院・整体院です!
板橋区ソリーゾ整骨院・整体院では、まず痛みの原因を特定するために様々な検査を行います。そして、痛みを取るだけでなく、根本的な施術を行い、痛みの出にくい身体を作ります。
質の高い技術とホスピタリティで人々に笑顔と健康を提供し、板橋区の地域の方々の健康増進に貢献していきます!!
板橋区ソリーゾ整骨院・整体院
代表 駒沢将太
業界歴:15年
保有国家資格:柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html)