腰のヘルニア 

2025年04月8日

こんにちは!ソリーゾ整骨院・整体院の駒沢です。
「腰が痛いけど、もしかしてヘルニア?」「ヘルニアとは具体的にどういう状態なの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?腰痛の原因としてよく耳にする「ヘルニア」という言葉ですが、実際のところ何が起きているのかを正確に知っている方は意外と少ないものです。

この記事では、「ヘルニアとは 腰」というキーワードに基づき、腰椎椎間板ヘルニアの仕組み、原因、症状、そして整骨院での対応方法までを徹底的に解説します。

腰に不安を感じている方、過去にヘルニアと診断されたご家族がいる方、そして日常的に腰痛を感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ヘルニアとは?腰に起こるトラブルの正体
腰のヘルニアとは、正式には「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ばれる疾患で、腰の椎間板(骨と骨の間のクッション)が外に飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態です。

椎間板ヘルニアのメカニズム
背骨は椎骨と呼ばれる骨が積み重なってできています。その間にある椎間板は、クッションの役割を果たしています。椎間板の中心には「髄核(ずいかく)」と呼ばれるゼリー状の物質があり、これが外に飛び出して神経に触れることで、痛みやしびれが起きます。この状態を腰椎椎間板ヘルニアといいます。

私が整骨院で対応した50代の男性患者様も、最初は「ただの腰痛だと思っていた」とおっしゃっていましたが、実はヘルニアが進行していたケースでした。早期に適切な対応をすれば、手術を避けられる場合もあります。

腰椎椎間板ヘルニアの主な原因とは
腰のヘルニアには、いくつかの典型的な原因があります。

長時間の座位姿勢と不良姿勢
長時間座り続ける仕事(デスクワーク、運転など)をしている人は、腰への負担が大きくなり、椎間板が圧迫され続けます。特に猫背や前かがみの姿勢が続くと、椎間板の後方に圧力がかかり、髄核が後ろに飛び出しやすくなります。

私が担当した30代の女性は、1日10時間以上デスクワークをしていた影響で、慢性的な腰痛があり、後にヘルニアと診断されました。姿勢の改善と施術で症状は軽減しました。

急な動作や重量物の持ち上げ
腰をひねったり、重い物を急に持ち上げると、椎間板に瞬間的に大きな圧力がかかります。とくに膝を使わず、腰だけで物を持ち上げるような動作は危険です。

加齢による椎間板の変性
加齢によって椎間板の水分が減少し、弾力性が失われると、ちょっとした力でも椎間板が損傷しやすくなります。40代以降は特に注意が必要です。

腰のヘルニアで見られる代表的な症状
腰椎椎間板ヘルニアにはいくつかの代表的な症状があります。

腰痛と下肢のしびれ
最も多いのは、腰の痛みに加えて、お尻や太もも、ふくらはぎにかけてのしびれです。これは、坐骨神経が圧迫されることによって生じます。片側に症状が出ることが多く、「坐骨神経痛」と診断されることもあります。

足の感覚異常や筋力低下
症状が進行すると、足の感覚が鈍くなったり、力が入りにくくなったりします。これにより歩行が不安定になり、日常生活に支障をきたすケースもあります。

排尿・排便障害(まれだが重篤)
重度のヘルニアでは、膀胱や直腸をコントロールする神経が障害され、尿や便が出にくくなることがあります。この症状がある場合は、緊急の医療機関受診が必要です。

整骨院でできる腰のヘルニアへのアプローチ
腰のヘルニアに対して、整骨院でできる施術や対応策は多くあります。

手技療法と筋肉バランスの調整
当院では、過剰に緊張している筋肉を丁寧にほぐし、腰椎にかかる負担を軽減する施術を行います。筋肉の左右バランスを整えることで、椎間板への圧力を分散させ、症状の緩和が期待できます。

骨盤矯正と姿勢改善
骨盤の歪みは、腰椎へのストレスを増やす要因です。骨盤の位置を正しく整え、正しい姿勢を習慣づけることで、ヘルニアの予防にもつながります。

生活指導とセルフケアの提案
日常生活の中で気をつけるべき動作や、腰を守る座り方・立ち方、簡単なストレッチや筋トレ方法を指導します。継続することで、再発予防にも大きな効果があります。

手術は必要?腰椎ヘルニアの治療選択肢
腰椎椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法に分かれます。

保存療法で改善するケースが多い
軽度から中度のヘルニアであれば、整骨院での施術や日常生活の改善で回復することが多いです。痛み止めやブロック注射と併用することで、痛みを抑えながら根本改善を目指します。

手術が検討されるケース
下肢の筋力低下や感覚異常が著しい場合、あるいは排尿・排便障害がある場合には、早急な手術が必要になることがあります。ただし、これらは全体の中でもごく一部のケースに限られます。

まとめ
腰のヘルニアは、椎間板が飛び出して神経を圧迫することで起こります。長時間の座位姿勢、不良姿勢、加齢、急な動作などが主な原因です。症状には腰痛や足のしびれ、筋力低下などがあり、整骨院では手技療法や骨盤矯正、生活指導などを通じて改善が期待できます。

早期に対応することで、手術を回避できる可能性も高まります。腰に違和感を感じたら、自己判断せず専門家に相談することが大切です。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、板橋、蓮根、本蓮沼、下赤塚、中板橋のソリーゾ整骨院・整体院にお気軽にご相談ください。

執筆者:板橋区ソリーゾ整骨院・整体院 代表 駒沢将太

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院です!

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院では、まず痛みの原因を特定するために様々な検査を行います。そして、痛みを取るだけでなく、根本的な施術を行い、痛みの出にくい身体を作ります。
質の高い技術とホスピタリティで人々に笑顔と健康を提供し、板橋区の地域の方々の健康増進に貢献していきます!!

板橋区ソリーゾ整骨院・整体院
代表 駒沢将太

業界歴:15年

保有国家資格:柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

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