股関節痛
- 股関節周辺に違和感がある
- 歩くとき足が上がらなない
- 階段の昇りが痛い、辛い
- 歩きはじめ動きはじめで股関節の付け根が痛くなる
- あぐらをかくと股関節が痛い
股関節が痛くなるのはなぜ?
股関節痛の原因はいくつかありますが多くの場合は股関節に炎症や股関節自体の機能が上手く働かなくなってしまい痛みとして起こります。
股関節の仕組み
股関節は骨盤と大腿骨(太もものおおきな骨)によって連結している関節のことを言います。
股関節は人体で最大の関節として体重を支え、歩く、立つ、しゃがむなど足の様々な運動に関わっっている関節です。股関節は歩くだけでも体重の3~4倍の力が股関節のかかると言われていますのでこの股関節に何か問題が起こってしまうという事は日常生活に大きな影響を与えてしまいます。
また骨同士が直接接触しないように骨と骨の間に「軟骨」と呼ばれるクッションの様な組織があり、股関節はこの軟骨のおかげて足がスムーズに動かすことができます。しかし股関節痛の多くは「軟骨」が何らかの理由によってすり減ることで痛みや可動域の制限などが起こります。
股関節痛の原因
股関節痛の原因はいくつかありますが多いのが、不良姿勢、加齢、オーバーユース(使いすぎ)によるものがほとんどです。
その中でも股関節痛でも最も多いのが疾患が「変形性股関節症」です。
変形性股関節症って何?
変形性股関節症は、股関節を形成されている軟骨や骨が痛んでしまうことによって、股関節痛(足の付け根や横のところ)、お尻の痛みや機能障害を引き起こす状態のことです。
原因
変形性股関節症は生まれつきの発育性股関節形成不全(新生児の時に股関節が脱臼して生まれた状態の事)の後遺症が多いと言われ、他にも妊娠、出産を機に骨盤の歪みから股関節も歪み、関節への負担が長い間続くことによって40代以降に症状がでることもあります。
症状
➀痛み
股関節の付け根(そけい部)に痛み、太もも周辺、次第にお尻まで痛みがでて、日常動作の階段の昇り降りや立ち上がり、長時間の歩行でも痛みが出現します。
②可動域の制限(動かしずらさ)
足の爪が切れない、靴下の着脱がやりにくい、正座やあぐらができないなどの日常生活動作に障害が起こります。
股関節痛の施術
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正確な姿勢分析
股関節痛の原因が日常生活の不良姿勢が大きく関わってきますのでしっかりと姿勢を正しい位置に戻し、股関節の痛みは骨盤の歪みとも連動するため、あらゆる角度の矯正、ストレッチ、生活指導を行っていきます。
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炎症を素早く鎮静化
股関節の痛みの原因は他にあることもある為、レントゲン上ではわからない原因を調べると同時に大きな痛みを緩和するハイボルトという電気治療器を用いて施術をしていきます。
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インナーマッスルの強化
股関節に症状がある方は骨盤(姿勢)を支える筋力(インナーマッスル)が硬くなり使えていない状態か、筋力低下を起こしていることが多くあります。当院では予防や症状改善のため、その筋肉を鍛えるトレーニングを行いさらに症状が出にくいお身体をつくっていきます。