産後の恥骨の痛み
2020年02月27日
こんにちは!
久しぶりの投稿になります。
最近産後に方で、恥骨の痛みが強い方がいらっしゃいましたので、
今回は産後の恥骨の痛みについてです。
産後、恥骨に痛みが出ることがありませんか?
しゃがんで立ち上がるときや、
寝ているとき、
お子さんを抱っこしているとき、
様々な動作の時に痛みが出てしまう。
なぜ痛みが出るのかを簡単に説明していきます。
妊娠中に、リラキシンというホルモンが分泌されます。
リラキシンは、骨盤近くの関節や靭帯を緩める働きがあります。
これは、分娩時に赤ちゃんが産道を通りやすくするためです。
このリラキシンというホルモンの影響で普段締まっている骨盤が開いてしまい、
この開きによって恥骨が不安定になり、痛みが出てしまうのです。
(さらに言うと、骨盤の開きは恥骨のみならず仙腸関節にも及びます。)
この痛みや、開きを放置していると、
歳をとったときに骨盤の不安定さにより、股関節痛や膝の痛みにもつながってきます。
なので産後の骨盤矯正でしっかりと骨盤を締めることが重要になってきます。
矯正により、恥骨の痛みで来院された方は、今は恥骨の痛みがなく生活が送れているとのことです。